うっかり

山のこと、釣りのこと、自転車のこと、鳥のこと、道具の試行錯誤

ウェーディングシューズ補修

えっと、コレ買ったのいつでしたっけねぇと確認してみましたら、2022年の3月ですか。2シーズン経ったということですね。1シーズン通してそんなに回数行ってないんだけど、やっぱり使い方次第ということなのでしょう。藪漕ぎ、遡行、高巻時にうっかりはガシガシ行くタイプなので乱暴に使い過ぎたんでしょうかねぇ。

 

コレね。登山靴とかこの辺りは接着されているとこではあるのだけど、細い糸で縫ってあるだけで、ココが解けたら中は空洞でございました・・・。砂がびっしりと入ってしまっておりました。いくらライトウェーディングシューズといえど、ここは接着してて欲しかったところでございます。

 

なので弾性接着材で接着してしまいます。

 

洗濯ばさみで圧着してしばし乾燥させて、

 

完成です。ちと雑だったからか若干はみ出てしまっておりますが、まぁこれで砂は入らないかなと。このシューズ軽くて履きやすくて脱ぎやすくて気に入ってるので直し直し使って行きましょう。コレが加水分解したらまたコレ買うかもです。

 

で、ふと、ソールじっくり見てみますと、あれま、もうミッドまで到達しそうなイキオイでございます。コレ、今季もつかなぁ・・・。ソール交換かぁ・・・。暇を見つけてやるしかないですね。(実は楽しみにしている自分が)

 

Pazdesign REPLACEMENT FELT SPIKES PAC-333 Mサイズ

で、ようやっとソールが入荷したのでポチりまして、

 

オルファカッターの替え刃も。フェルト剝がすの大変そうなので、SPEED BLADEってのにしてみました。特選黒刃にフッ素コーティングして抵抗減とのことでスパスパ剥がしちゃいましょ。

 

ふぅ、フェルトスパイク剥がすのこんなに大変とは・・・。刃に関して言えばノーマル刃とは雲泥の差でスパスパ切れてくれたので替えて正解でしたが、スパイク台座がミッドに食い込んでるので普通に刃を入れてもスパイクに当たってしまうので台座を掘り出す感じになっちまいます。これで2時間くらい掛かっちゃったので小休止デス。ふぅ。次はスパイク無しにしようかなと思ってしまいます。このあとサンドペーパーで擦ってソール剥がしは完了。

 

ボンドキワキワまで塗るので淵にマスキングテープを施しまして、仮セッティングしてソールに曲がり癖を付けます。片方のソールもとりあえず曲げておきましょう。

 

接着剤はLOCTITEの黒ゴム接着剤を導入してみました。まずは接着剤をフェルトに染み込ませるように薄く塗ってベースを作ります。本体はスパイク台座の穴を埋めるようにして出来るだけ平らになるようにベースを作ります。ある程度乾いたら、

 

本塗りです。ソール側はスパイク台座とのギャップがなくなるくらい厚めに、本体側も平らになるくらいにベットリと。手で触って付かないくらいになったら、

 

あらかじめ靴の中にはギッチギチに新聞紙を詰め込んで内部からの圧力がかかるようにしておきまして、ソール貼り合わせて、紐で縛りあげます。土踏まず付近が凹んでるのでまずはここをぎゅーっと縛り上げまして、つま先、かかとを吊り上げるように固定です。

 

二日くらい固定したままで乾燥させ、左足完成。ふぅ。土踏まず付近の浮きが気になるとこではあるんだけどガッチリと接着できたようです。捻ってみたりしても剥がれないので大丈夫でしょう。実際現場で履いてみてですね。

 

次回からはマメにコレ装着して減り率下げていきましょう。コレ、遡行時でも装着してみたらどうなるんだろう?ツルっといくのか、はたまた意外とグリップするのか、ここはお試ししてみようかな。とはいえ、ツルっといって頭打って意識不明になったら・・・。やっぱやめとこう。

まぁ、普通はソール交換なんてシーズンオフにやるんだろうけど、このシーズンでミッドやられそうだったので急遽貼り換えました。とはいえ、シーズンオフって冬じゃないですか、冬だと接着剤の乾燥が遅そうなのでやるとすればまだ暖かいシーズン終わった直後でしょうかね。次は2年後でしょうか。